シーッ! d( ゚ε゚;)それは言わない約束でしょ? 第5話の巻
シャッシャッシャ ピシ! ピシ!
部屋にカードを切る音が響く。
畳の上で黙々とデュエマをプレイする二人がそこにはいた。
拓ちんちん 「おやじ~。」
おやじ 「うん?」
拓ちんちん 「俺さぁ、ヴァンガードやっ・・・」
おやじ 「シー!!!!」
拓ちんちん 「ヘッ?ww」
おやじ 「みなまで言わなくても分かる・・・。おまいの考えることなどお見通しじゃ~!!!
はいジェニー! 」
拓ちんちん 「工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工
またハンゾウかよ!!!ww」
後ろを振り返る拓ちんちん。
おやじ 「(ヾノ・∀・`)ナイナイ うしろ映って無いwwカード見えないからw」
背中にあるテレビ台のガラスケースを振り返る拓ちんちん。
最近どうやらヴァンガードがやりたいらしい・・・。
ゆるさーーーーん!!!!
そんな事許すわけ無いでしょ?ねぇ?w|д゚)チラッ
拓ちんちん 「さっきさぁ。SUNMUSIC(いつもお世話になってる近所のカード&本屋さんです)にさぁ、カード一杯置いてたんだよね。」
おやじ「でっ?」
拓ちんちん 「い、いやなんでもない。」
最近めちゃめちゃヴァンガードがやりたいみたいだ。これは説得せねば・・・。←ちょーじこちゅうねんおやじw
おやじ 「拓。おまえデュエマ学校でどれくらい強いんだ?」
拓ちんちん 「そうなぁ。20人くらいでやってるけど俺結構強いほうやで。このデッキも先週一回も負けてないし。でも最近のおやじにはこのデッキ勝てないんだよなぁ。」
おやじ 「ふふふ。そりゃおやじに勝てないようでは、いつも言ってる大会に出てるような人には勝てないぞ?」
勝てるわけが無い。おやじのキキカイカイは対拓ちんちんヘブベガデッキ仕様だからねwヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
おやじ 「ヴァンガードのスターターデッキなら2000円くらいで買えるんじゃないか?」
拓ちんちん「えっ?そんなもんなん? ならお小遣いで買えそうだなぁ。」
おやじ 「でも、もし買ったとして、誰とやるんだ?」
拓ちんちん 「そうなんだよなぁ。学校じゃ誰も持ってないし、おやじ買う?」
おやじ 「 カワーーーーーン!!!! 」
拓ちんちん 「はい。---------- 終了 -----------チーンww」
ε-(´∀`*)ホッ ひとまず諦めたようだ。 個人的には最初に始めたのがデュエマではなく、ヴァンガードならそれならそれで構わないのです。
しかし、まだ始めたばかりのデュエマからいきなりは・・・・w
まぁいつまでこんなやり取りが続くかは分からないですが、これも家族の絆を結ぶ形として、とてもいいものではないでしょうか?ねぇ?w
ママ 「 あんたたち、また部屋中カードだらけにして! 」
おやじ&拓ちんちん 「はーい。今片付けまーす。チェ(・д・)」
第6話に続く